おはようございます!
こんにちは!
そして、こんばんは!
シノです(^^)
私には2歳になったばかりの娘がいます。
娘は、1歳になる頃からずっと
中耳炎と深いお付き合いをしています。
娘がかかっているのは、
滲出性(しんしゅつせい)中耳炎。
滲出性中耳炎は、急性中耳炎と比べて
『痛み・発熱』などの
目立った症状が現れない場合が
多いのが特徴です。
うまく話が出来ない乳児や、
幼児期までのお子さんのケースでは
深刻化するまで発症に気付かない場合も
少なくない、とても厄介な種類の中耳炎です。
滲出性中耳炎の代表的な症状はというと…
鼓膜の奥に膿(うみ)や
分泌された体液が溜まる事で
耳の聞こえが悪くなる
というもの。
今日は、
私の娘にもしつこく付きまとっている
滲出性中耳炎について、
【押さえておくべきポイント】
を、私の体験談も交えながら
お話ししていきたいと思います!
▼子供がかかってしまったら…どうやって気付いてあげればいい?
これに関しては、
いくつかのチェックポイントがあります。
音量を上げようとする
このどれか、もしくは複数に当てはまる場合は
なるべく早く耳鼻科に連れて行きましょう。
ちなみに、
私が娘を耳鼻科に連れて行ったのは
“耳を触る事が増えたから”です。
何をしていても、
気が付くと耳に指を入れて
コショコショやっていました。
私はそれを見て、
違和感と不安を覚えた訳です…。
異常が痛みとして現れないからこそ、
周囲の人は普段の生活の中に現れる違和感を
注意深く探す必要があります。
▼耳鼻科には、耳掃除、鼻掃除の為だけに行ってもいい!!
娘の違和感に気付いた私は、
近くにある評判のいい総合病院の
耳鼻科を受診しました。
そこで初めて、
滲出性中耳炎について知ったのですが…
正直なところとてもショックでした。
私は、娘の違和感を真剣に
捉えてあげられていなかったからです。
耳を触るのも、
だいぶ前から気付いてはいました。
ですが、恥ずかしい事に
病に発展するような事だとは
考えが及ばなかったんです。
呆然とする私に、
担当医はちょっと意外な話をしてくれました。
『耳鼻科って、
異常が無い時でも来ていい所なんです。』
耳の掃除や鼻水の吸引だけの為に来る方も
多いんですよ(^^)
…と。
子供の異常はいつも小児科に相談していた私は、
耳鼻科の受診という選択肢があった事に
ハッとしました。
重ねて、担当医は
「これからは、
耳鼻の手入れはお母さんが
やらなくていいですよ。」
とも言って下さいました。
その主な理由としては、
■素人が行う耳掃除は危険性が高い
…ふとした拍子に綿棒を入れ過ぎたり、
鼓膜を傷付けてしまう可能性がある。
綿棒が耳垢を奥へ押し込んでしまう場合もある
■家庭用の鼻吸い器具では不十分
…高価な物を除いて、
ほとんどの鼻吸い器具は
質・力共に不十分。
無理矢理行うと、危険が増し
子供に恐怖心を植え付ける事になり、
不適切な吸引で鼻の粘膜を傷める場合もある。
このような事が挙げられるそうです。
たかが耳掃除、たかが鼻吸い…
ですが、
耳鼻科でやってもらうと
やっぱり抜群の効果を発揮します。
最近では、
(自分で子供と格闘しながらやるより
何倍もいい!!)
と、思えるようになりました!
▼中耳炎は治りにくく、再発しやすい…でも、放置は絶対にダメ!
そんな訳で、
娘は2歳になった今現在も
耳鼻科に通っている訳ですが…
よくなったと言われた矢先に風邪を引き、
翌週からまた耳鼻科通いが始まる…
その繰り返しをしています。
滲出性中耳炎は、
治りが遅く、再発しやすい
という本当に手のかかる病です。
ココだけの話、
面倒だと感じる事も多々あります、いえ
毎週感じています(*-*)
ですが!
ちゃんと通院していますよ!!
中耳炎は、
自然治癒を期待して
放置してはいけません。
発達時期に耳の聞こえが悪いという事は、
その後の成長にも大きな影響を及ぼします。
そればかりか、
放置して中耳炎が悪化した場合は、
子供が物心ついた頃に
手術をしなければならなくなる
可能性もあります。
それは可哀想ですよね…。
私達大人でも手術と聞くと戸惑ってしまうのに、
小さな子供にそれを
強いらなければならないなんて…。
私は、そう考えたら
ちょくちょく耳鼻科に通う事くらい大した事はない
と思えるのです!
▼再発の可能性は大!!家庭で出来る予防策はある…?
滲出性中耳炎は、
鼓膜の奥に身体から分泌されたものが溜まる
事で起こる症状
なので、
具体的な予防法は確立されていません。
あえて言うならば、
健康管理
こまめな耳鼻科通院
です。
風邪を引きにくくする事で、
中耳炎の発症・再発も防ぐ事ができ、
定期的に専門医に診て貰う事で、
その都度、適切な処置が可能になります。
中耳炎は、
耳鼻周辺の器官が発達しきっていない
8歳くらいまでは再発しやすいと
覚えておきましょう。
▼まとめ
滲出性中耳炎の、
治りにくく再発しやすいその厄介な性質…
少しは伝わったでしょうか?
一般的な中耳炎のイメージを聞くと、
きっと皆さんが
耳が痛い、耳だれが出る…
などを挙げると思います。
だからこそ、
痛みのない滲出性中耳炎には気付きにくい
のです。
お子さんの普段の言動にしっかりと注意を払って
家族皆の目で見て、お子さんの違和感に
気付いて欲しいと思います。
おかしいな…と思ったら、
なるべく早く!!
かかりつけの耳鼻科を受診しましょう!
何も異常がなければ
それでいいではありませんか(^^)
一番大切なのは、
手間でも時間でもなく、
子供の健康なんだ!!
以上、そう痛感した
私の体験談でした!
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